グラフィックデザイナー独立奮闘記

失敗も後悔も振り返れば全てが成長。そんなグラフィックデザイナーがフリーランスになるまでのアウトプットブログ。

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僕がグラフィックデザインの専門学校を選んだ基準

僕がグラフィックデザインの専門学校を選んだ基準

以前書いた「グラフィックデザイナーになるためには何をすればいいのか」という記事が思いのほかアクセスが多かったので、今回は、これから『グラフィックデザイナーになりたい』という方に向けて、僕がデザインの専門学校で学んだことや専門学校を選んだ基準を書こうと思います。

これからデザインの専門学校へ進むという方の、少しでも参考になればと思います。

20年前のデザイン専門学校で教えていたこと

僕が専門学校へ行ったのは今から20年前。残念ながら今年で閉校になってしまいましたが、『北海道造形デザイン専門学校』という学校でした。

グラフィックデザインの専門学校も、僕が通っていた20年前と現在では、教えているカリキュラムや技術的なことも、大幅に違うんじゃないかと思いますが、僕の時代は写植からDTPへの移行期。

本来なら学校でもMacを導入してイラストレーターやフォトショップを教えた方が、現場では使えたんじゃないかと思うんですが、僕の学校はMacの導入が遅れていたので、授業でもほんのさわり程度しか扱いませんでした。

学校での授業はデザインを描く。Macじゃなくて手で描くんです。ポスターカラーという絵の具を水で溶きながら、筆で紙にひたすら描く。やっていることは、美術の時間の延長のような感じです。

もちろん、専門知識の授業もありましたが、うちの学校はとにかく課題が多かった。今では信じられないけど、デザインに載せる文字も手描きです。レタリングといって一文字一文字手描きだから、そりゃもう大変でした。

ただ、学校を卒業して現場に出ると、手描きで絵を描いて文字をレタリングしてみたいな作業はほとんど無いので、もう少し早くMacを導入していればなあと思ったりもしました。

今の専門学校はもちろん、Macでイラレとか使って教えてるんだと思いますよ。きっと。

日々の課題をこなすだけで精一杯

時代に乗り遅れた感のある僕の専門学校でしたが、今思えば技術的なことよりも『デザインとは何ぞや?』という基本的なところを重点的に教えていたように思います。

このブログでも度々言っていますが、デザインって技術的なことよりも考えることの方が断然大事だったりするので、そこに関してはこの専門学校で良かったんだなと思っています。技術的なイラストレーターやフォトショップの使い方、印刷の知識なんかは現場で仕事をしていれば嫌でも覚えますから。

僕が行った学校はとにかく課題が多いことで有名で、学生時代は多くの課題(作品)作りに励みました。といっても僕はあまり真面目な部類ではなかったので、全ての課題はこなせなかった気がするけど、とにかく大変でした。

毎日出る課題は授業中で終わるわけがないので、毎日家に持ち帰ってやることになります。当時はバイトもして、通学にも時間がかかっていたので、時間に追われていた記憶があります。学生は遊びもありますからね…。

ちなみにこの学校は課題の締め切りにも厳しくて、締め切りを過ぎた作品はどんなに良い作品でも評価はゼロ。当時は「こんなにたくさんの課題、締め切り間に合うわけねえじゃん」とか思っていましたが、これは実際にデザインの現場に出た時の訓練だったんだと仕事をして初めて理解しました。プロになると締め切り間に合わないと、お金もらえませんから。

一概にはいえませんが、こういう課題の多さや締め切りに厳しい学校の方が、現場に出た時に対応する力がつくのかもしれません。実際の現場でも、常に時間に追われるので。

学生時代に出会った人たちは宝

やっぱり中学や高校生の頃とは違って、同じデザイナーを目指す人が集まるわけで、自然と共通の話題が多くなります。音楽の趣味が合う人が多かったり、みんなお洒落だったりするので、そういう意味では刺激が多くなると思います。

専門学校時代の友達や先生とは、卒業して20年たった今でも交流があります。学生時代は横のつながりがメインだけど、卒業すると現場で同じ学校の卒業生に出くわすなど、縦のつながりが出てくるので、それも面白いですね。

学生時代の同級生はみなライバルであり、同じ悩みをもつ親友にもなります。今後のデザイナー人生を左右するかもしれない、人との出会いはとても貴重になってくると思います。

専門学校を選んだ基準は、お洒落かどうか

当時、進学する専門学校を何校かに絞っていたので、僕の場合は迷っていた学校全ての体験入学(説明会)に行きました。

当時の体験入学は、なぜかどの学校もTシャツのシルクスクリーン印刷をやっていて、教室でデザインを考え→自分で印刷して→家に持って帰るという流れを4〜5校分やりました。すごく面白かったし、オリジナルTシャツがたくさんできました(笑)

そうやって、実際の校舎や教室の雰囲気を見て、先輩や先生と接して一番自分のフィーリングに合う学校を選びました。

中でも僕が一番重要視していたのは、ズバリ!生徒がオシャレな学校かどうか。

当時の僕の思考回路は、デザイナー=お洒落だったので、体験入学でもひたすら先輩を見て、よりカッコいい先輩が多い、より自由な雰囲気の学校を自分の直感を信じて決めました。最後はやっぱり直感ですね。

あとは、学校の歴史が長い事と、学校の創始者が名の知れた元デザイナー(栗谷川健一)だったということも影響したかな。

 学校の空気を感じるのは大事

これから専門の学校へ進むという皆さんには、やっぱり体験入学や説明会に行って実際の学校を見てみることをオススメします。

実際の校舎を見て、先輩を見て「この学校で2年(大学なら4年)頑張れるのか」ということを自問自答して、最終的な判断をするのがいいのかなと思います。

当時はインターネットなんてなかったから、自分で電話して資料請求するのが大変だったけど、今は便利な世の中なのでインターネットから一括資料請求(もちろん無料)なんてのもあります。

資料請求でオススメのサイトはこちら→《高校生注目》リクナビ進学で学校パンフをまとめて請求

リクルートが運営しているので、個人情報などの管理も安心です。フリーワードで「グラフィックデザイナー 希望の都道府県」などを入力すると、あなたの興味のある学校が出てくると思います。取り扱う学校数も多く、一括で資料請求できるのが、このサイトの嬉しいところ。

今では、たいていの学校が資料請求や体験入学を行っています。積極的に資料を取り寄せて、実際の学校に足を運び、よく考えて、一番行きたいと思った学校で楽しいデザイン学生ライフを送りましょう。

参考記事:「社会人の方にオススメのデザイン専門学校『東京デザインプレックス研究所』」

まとめ

個人的にはグラフィックデザイナーになるために、必ずしも専門の学校へ行く必要はないと思っているし、実際に専門の学校を出ていなくても立派にデザイナーをやっている人もいます。

ただ、行ける環境にあるのであれば、もちろん行った方が良いでしょう。僕も卒業して20年たったけどやっぱり行って良かったと思ってるし、専門学校で経験したことは「本当に貴重だったな」と今でも思います。

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