先日、待ちに待ったシステム手帳が届きました。まだ使い始めたばかりのこの手帳、自分がこれまでに手にした手帳の中でも、間違いなくお気に入りの一冊になる予感をひしひしと感じます。
今回はそのお話。
A5のシステム手帳を探していた
以前の記事「システム手帳のすすめ」でも書きましたが、お試しキット的なこのシステム手帳(下の写真)を使い始めて早2年。『自分にはA5サイズが合っている』と確信した僕は、『そろそろ自分に合ったお気に入りの一冊が欲しい』と、日々アンテナを張り巡らせていました。
そんな時にふと目にした、エイ出版がだしている『システム手帳 STYLE』という本。
早速購入して熟読してみると、システム手帳の基本から各ブランドの紹介、革のメンテナンス方法やリフィルデータ一覧など、システム手帳好きにはたまらない情報が盛りだくさん。
そして、僕はこの本に出てくる、あるメーカーに目が止まります。それがHERZ(ヘルツ)。
ヘルツの特徴
ヘルツの創業は1973年と、なかなかの老舗メーカー。僕が気に入ったシステム手帳はこちら。(写真はヘルツのホームページに載ってた標準仕様↓)
シンプルな見た目と、初めて本格的なシステム手帳を購入する僕には手頃な値段(税込19,440円※2017年6月時点)。そして、たくさんのリフィルを綴じられる27mmというリング径が気に入り、早速注文しました。
ついついリフィルが多くなってしまう僕にとって、リング径が大きいというのは超重要。25mm径のシステム手帳はたまに見かけるけど、それより2mmも大きい27mmは大変貴重です。
さらにヘルツのシステム手帳は、注文が入ってから作り始める完全オーダー製。なので、注文時に多少のカスタマイズに対応してくれます。僕も今まで使っていたA5のシステム手帳を参考に、自分が使いやすくなるよう色々とオーダーしました。(カスタマイズ箇所によっては、別途費用がかかりますので、お店と応相談してください)
カスタマイズで世界に一つだけのシステム手帳に
僕は、オーダーというか質問も含めて以下のような指示書を作り、お店の人とやりとりしました。参考までに載せておきます↓
僕は仕事柄こういった指示書を簡単に作れるのと、メールのやりとりだけでは不安だったのでこんなに手の込んだ書類を作ってますが、もちろんメールや電話のやりとりだけでも十分対応してくれると思います。
そして、僕が最終的にお願いしたオーダーは
- ペン差しの向きを外向きに(標準は内向き)
- ペン差しの位置を上部へ移動(標準は中央)
- ペン差しの太さを指定
- ベルトを差込式に変更(標準はボタン式)
- ベルトの長さの変更(長めに変更)
- 表紙に刻印を追加
これだけオーダーしても、プラス3,000円くらい。なかでも刻印はダメ元で聞いてみたところ、「大丈夫ですよ」とのお返事。いや〜聞いてみるもんですね。せっかく世界に一つだけのシステム手帳を作るのだから、自分の屋号を刻印してさらにオリジナルになりました。
あとは、発送までワクワクしながらひたすら待ちます。
注文から1ヶ月弱で商品到着
ヘルツのシステム手帳は、オーダーを受けてから作り始めるので、注文してから発送までに1ヶ月以上かかります。頼んだことすら忘れたころにやってくるので、それくらいのんびり待ちましょう。
実際に届いた商品を純正と比べてみます↓
ぱっと見で一番の違いは、ベルトが差込式になっているところ。今まで使っていたシステム手帳が差込式だったのと、常にペンを3本ほど携帯、リフィルも多いので差込式ベルトの方がなにかと調整が効きそうと思いこの仕様にしました。
欲を言えば、刻印の文字がもう少し大きかったら良かったかも…そして、中面はこんな感じ↓
ペン差しの向きと場所を変更しています。早速今までのリフィルを移植して使い心地を確認。
良い感じです。僕はペン差し用のリフィルも使っているので、システム手帳本体のペン差しを外向き(純正だと中央内向き)にすることで、お互いが干渉しないので正解でした。リング径も27mmだけあって、まだまだ余裕があります。
難点としては、革が厚いので結構な重量になります。リフィルを外して重量を計測すると572gありました。僕は仕事で使っているバッグもとにかく重たいので、持ち運ぶ時はいつも修行のような日々。
参考記事:TUMI(トゥミ)のビジネスバックを2年半使って感じた使用感
さらに厚革特有の固さですが、1ヶ月ほど使い込んだ現在では少しずつ柔らかくなってきました。どんどん使い込んで、馴染ませるのが今から楽しみです。
ちなみに、一緒に購入したラナパーのレザートリートメントも、付属のスポンジを使い手軽に塗れるのでおすすめ。定期的に薄く塗っていますが、革が生き生きとするのがわかります。
Renapur(ラナパー) レザートリートメント(250ml、スポンジ2個付)
まとめ
リフィル(中身)は変わってないのに、手帳(側)を変えるだけで、いろんなアイデアが浮かんでくるようになりました。システム手帳って不思議ですね。
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