今回は、僕が通勤やデザインの打ち合わせなどで持ち歩いている愛用のビジネスバッグ、『TUMI26141』を紹介します。もうかれこれ2年半ぐらい使っていますが、いまだに現役で大活躍しています。
TUMIのビジネスバッグは、とにかく丈夫
僕がTUMIを購入しようと思ったきっかけは、当時使っていた5000円ぐらいのビジネスバッグのベルトが、半年で切れて使い物にならなくなったことでした。『これじゃ安物買いの銭失いだな…』と反省し、多少値段が高くても丈夫で長く使えるバッグを探していた矢先、知人から「TUMIのバックは頑丈だ」という情報を入手し、購入に至りました。
TUMIのバッグを実際に使っていて思うことは、とにかく丈夫。
それもそのはず、TUMIのバッグで使われている素材は『バリスティックナイロン』といって、アメリカでは防弾チョッキにも使用されているという特殊な素材。もちろん、「このカバンのおかげで命を救われた!」なんて状況になったことはないですが、これだけハードに2年以上使い倒してどこも壊れていないことを考えると納得です。
こちら、買ったばかりの新品時↓
そして、こちらが2年半使い倒している、現在のTUMI26141DH↓
写真ではわかりずらいですが、傷も汚れもほとんどありません。さすがに年季は入ってるけど、ファスナーやベルトなどに関しても不調なところは全くなし。
僕が使い倒しているレベルがどれくらいハードかというと、
・毎日の会社通勤や打ち合わせはもちろん、土日の副業でも使っているのでほぼ365日使っている。
・打ち合わせの書類や納品物などで、カバンの中身はいつもパンパン状態。重さも半端ない。
・扱いが雑。通勤時は自転車のカゴに放り込み、打ち合わせに行けば地べたにポン!(地べたに置いたときに、しっかりと自立するのは嬉しいところ)
という感じ。
以前買った5000円のビジネスバッグが半年でショルダーベルトが切れたことを考えると、TUMIの素材や設計が、いかに『頑丈に長く使えるか』ということを想定して作られていることがわかります。この調子だと、あと2〜3年でも使えそう。
意外にも防水加工
このバリスティックナイロンという素材、編み目になっているので水が染み込んできそうですが、実は防水加工です。多少の雨ぐらいであれば、しっかりと水をはじきます。
昨日の雨もはじいていた↓
とにかく収納スペースが豊富
TUMIのバッグで丈夫なのと同じくらい重宝するのが収納スペース。その容量もさることながら、ポケットの種類が多いのがポイントです。
僕のように『絶対使うかわからない物も、なんとなく入れておくと安心するタイプ』の人は、バッグの中身がいつもゴチャゴチャしていて、いざというときに手探りでガサゴソガサゴソ。目当ての物がみつからず、イライラすることもしばしば。
ところが、TUMIのバッグは収納スペースの種類がたくさんあるので、「このポケットには名刺ケース」「このスペースは大事な書類」といった感じで、あらかじめ割り振りしておくことが可能です。使い慣れてくると、必要なものへすぐにアクセスできるようになるので、探し物でイライラすることが全くなくなりました。
僕は普段、ショルダーベルトで肩掛けにしているので、バッグはいつも自分のお尻ぐらいの位置にありますが、どこに何が入っているのかを完全に把握しているので、バッグが後ろにある状態でも手探りでお目当てのものを取り出せます。
それでは順を追って、収納スペースの解説。まずは前面から。
※僕が買ったTUMI26141DHは2年くらい前の物なので、現行の物とはポケットの位置や仕様が変わっているかもしれないので、そこはご容赦下さい。もちろん現行の物は、僕のより性能が良くなってると思います。
前面ファスナー大ポケット
向かって左側上部に付いている、ファスナー付きの大きいポケット。
このスペースは広さが十分にあり、二つ折り財布ぐらいなら余裕で入ります。僕はシステム手帳や鍵など、比較的大切なものを入れていますが、容量的にはまだまだ余裕があります。
ポケットの奥には、さらに大きいファスナー付きポケット。(現行のモノはスキミング防止スペースになっているはず)その手前に、左から中、小、大の小物が入るスペース。写真にあるように、真ん中の小スペースにはペンが挟めるので、打ち合わせなどでサッと筆記用具を取り出すことが可能です。
このポケットに入れている物はこんな感じ↓
僕はデザイナーなので、打ち合わせ用の黒・赤ボールペンは必須。あとは会社用に使っているシステム手帳と、紙以外の製作物を依頼されたときにサイズを測る機会がよくあるので、ナイロン製のメジャー。そしてiPhonのイヤホン。
さらに、ポケットから伸びているワイヤーにはキーホルダーなどが固定できるようになっています。これが結構便利で、鍵を紛失する恐れがなくなるのはもちろん、必要な時にカバンを肩がけにしたままワイヤーを引っ張ってきて、鍵をかけられるのが嬉しいところ。
前面向かって左下の中ポケット
こちらは、スペース的にはそれほど広くないものの、薄いもの(カード系)を入れることができます。内部にさらに2つポケットが付いていて、ちょうど名刺ケースが入る大きさになっています。
僕はここに、エチケット用の折りたたみミラーを入れています。
前面右ポケット
まずは下から。
このスペースはとても狭いです。僕は頭痛持ちなので頭痛薬をいつも持ち歩いているのと、いざというときのためにバンドエイドを入れています。
続いて前面右上部のポケット。
こちらは、折り畳み傘や500mlのペットボトルがすっぽり入ります。
僕は折り畳み傘を持ち歩かないので、もっぱらペットボトルを入れるのに使っています。ちょっときついけど、ファスナーもきちんと閉まります。(ペットボトルを入れても、外からの見た目はほとんど変化なし)
内側の素材は防水性ナイロンになっているので、濡れた傘やペットボトルの水滴が生地から染み出して書類などを汚す心配もありません。
下部には排水口のようなモノがついていて、溜まった水分を外に逃がす構造に。『そこまでやる?』といった機能ですが、僕はTUMIのこういうところが大好きです。
前面オープンポケット
ここはファスナーが付いていないので、頻繁に出し入れする物を入れておくのに最適。スペースも広く、出張時には雑誌や本を入れてもいいでしょう。
僕はこのスペースにポケットティッシュを常備させているのと、打ち合せなどでクライアントから手渡されたものをゆっくり収納する余裕がないときなど、とりあえずの避難場所として使っています。
中の小さいポケットには、エチケット用に缶タイプのフリスクを。サイズもピッタリです。
前部ファスナーメインスペース
こちらはファスナー付きの、このカバンで一番広いスペース。
僕は基本的に、長財布・メガネケース・弁当などを入れています。
あとはその日の仕事に合わせて、書類以外のかさばるものは全てこのスペースに。容量的には、まだまだ入ります。
後部ファスナー付きスペース
こちらは、主に書類を入れるスペース。3つの仕切りがあり、各スペースともA4の書類が10枚くらい入ったクリアファイルでも10個くらいは余裕で入ります。
1番のスペースは一番アクセスしやすいので、会社用のよく取り出す書類など。
2番のスペースには、副業用のシステム手帳と筆入れ。
3番は一番奥にあって一目に触れづらいので、人に見られたくないもの(副業用の書類など)を入れています。
中に入っていたのはこんな感じ↓容量的にはまだまだ入ります。
このバッグにはノートパソコンを入れるクッションカバーとケーブルなどを収納できるケースが標準で付いていて、これらを2番のスペースにすっぽり収納することが可能です。
僕はノートパソコンを持っていないので今は全く使っていませんが、仕事でノートパソコンを使うなら嬉しい機能でしょう。
また、1番のスペースにはさらに小さいポケットがついていて、打ち合せなどで頻繁に使う名刺の紙見本とUSBメモリを常備しています。
背面ファスナーポケット
こちらもA4サイズの書類が入るポケットになっています。
さすがにここまでくると、入れるもの無いですね(笑)僕はなんとなく雨が降った時用にビジネスバッグ用のカバー(他のバッグについていたもの)を入れていますが、一度も使ったことはありません。
ただ、この背面ポケットは下部にもファスナーがついていて、上下のファスナーを空けるとスーツケースと一体化できるという機能がついています。こんな感じ↓
出張が多いビジネスマンには嬉しい機能。僕は出張がないので一回も使ったことがないですが、いつか出張に行った時にはぜひ使ってみたいです。
収納をさらにアップさせるマチ
と、ここまでTUMI26141DHの収納について書いてきましたが、正直これだけ収納できれば普段の仕事では充分です。僕も使っていないポケットありますから。
ただ、出張時や打ち合せが重なると必然的に書類の量も増えるもんです。そんな時に活躍するのが、中間部についているファスナーを開けることで広がるマチ。
このファスナーを360度回転させると、これだけマチが広がる↓
これだけマチが広がると、「こりゃさすがに入らないでしょ〜」と思っていた荷物も、ビックリするほど入ってしまいます。めっちゃ重たいけどね…
TUMIバッグのデメリット
ここまで主に良いところばかり書いてきましたが、もちろん良くないところもあります。
とにかく重たい
TUMIのバッグはとにかく重たいです。僕のTUMIをいつも通勤する状態で重さを量ると、約4kgありました。これで、打ち合わせな用の書類を入れた場合は、おそらく5〜6kgぐらいになると思います。
荷物を全部出して空の状態で量っても2kg近くあります。TUMIのバッグを初めて購入したとき、届いたバッグを持った最初の感想が、『今までのビジネスバッグと比べて、とにかく重たい』でした。
「普段から荷物が多く歩き回るので、少しでも軽いバッグが欲しい」という人には向いていないと思います。「それでもTUMIが良いんだ!」という、僕のようなM体質の人は頑張って使いましょう。
値段が高い
このバッグは正規店で購入すると定価で5〜6万円ほどします。これだけの作りと長く使える点を考慮すると妥当な値段なんでしょうが、それでもこの値段だと気軽には買えません。
ただ、インターネット経由の並行輸入品であれば、全く同じ商品が半額ぐらいの値段で購入できます。この値段の差は謎ですが、僕も当時、インターネットの並行輸入品で25,000円ぐらいで購入した記憶があります。
正規店で購入すると5年間保障がついているというメリットがあるようですが、この丈夫さなら5年くらい何事もなく使えそうな気もするので、個人的には並行輸入品で充分なのではと思います。
ほかにも『他人とかぶる』などと言われていますが、僕が住む札幌では同じバッグを持っている人をそれほど見かけないので、それほど気にする必要はないかと思います。
まとめ
とにかく丈夫で長く使えるものを探している人にはオススメのカバンです。
僕も今では、何も考えずにTUMIのバッグひとつ持っていけば、大抵の打ち合わせに対応できるので、とても重宝する良い相棒になっています。
頑丈さって大事ですよね。
いざという時にとってちぎれて途方にくれるとか、想像するだけで気持ち悪くなります 笑
憲之さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
頑丈さ、本当に大事ですよね。
頑丈なのは基本で、そこから機能がどう、デザインがどうというのが理想です。