グラフィックデザイナー独立奮闘記

失敗も後悔も振り返れば全てが成長。そんなグラフィックデザイナーがフリーランスになるまでのアウトプットブログ。

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デザイナーが感じる、クライアントとの認識のずれ

デザイナーが感じる、クライアントとの認識のずれ

この仕事やってると、お店の先行きがなんとなく読めるようになる

自分、飲食店の経営なんてやったことないので偉そうなことは言えませんが、まあ『本当によくそんなんでお店やろうと思いましたね?』みたいな、クライアントが結構います。

今回のお店も、今までずっと飲食店業界で働いてきた人だから、そういう『売れるお店の感覚』が身に付いていてもおかしくないと思うんだけど、意外と外の世界を知らないというか、現実をわかってないというか、当たり前のことがわからないんだな〜って思います。

逆に僕たちみたいに、いろんな飲食店の人と話したり、いろんな飲食店の広告を手掛けていると、なんとなく『イケそうなお店と沈没しそうなお店の違い』がわかってくるようになるのかもしれません。

お店の広告を作っていたり、クライアントと話していても『なんかおかしいな〜』っていう違和感を感じるお店も多々あります。思えば今回のお店もオープン前から『??』な感じがたくさんありました。

何でこの場所で?考えたらわかるでしょ!残念!!

例えばチラシ作るにしても、僕らグラフィックデザイナーは『そのお店にくるお客さんのこと』まで考えて作ります。

で、今回もクライアントと打ち合せをして、お店のイメージを聞き込む訳ですが…

僕の頭の中「ふ〜ん、ランチもやるんだ〜」→「…ん、待てよ。ここ、繁華街の外れだよな」→「まわりオフィスビル全くないし!サラリーマンいねーし!」→「しかもこのビル、スナックしか入ってないし、路面店じゃないのにどうやって集客するんだろ!?」っていう思考回路になる訳です。普通は。

でも、もうお客さんテナント契約してるし、内装工事も終わってるしで「今さら考え直しませんか?」なんて口が裂けても言えない状況なわけです。

まあチラシは作れますよ。いくらでも作れる。でも「作ったところで、そもそものコンセプトが間違ってませんか〜!残念!!(古い)」みたいな感じですよ。

あんたは黙ってラーメン作ってろ!残念!!

もう一つ愚痴言わせてください。さっきのお店とは全然関係ないお店の話しなんですが、市内に何店舗も支店がある、市内の人なら誰でも知ってるような某有名ラーメン店です。

まあ、そこの社長さんが、デザインに対してやたら口出ししてくる。正確にいうと口出ししてくるっなんていうレベルじゃなくて、デザインに修正を入れる自分に酔っているという、なんとも面倒なクライアントです。

仮に僕の『デザインが気に入らない』とか『的が外れている』っていうなら、いくらでも作り直しますよ。ただ、その社長さんは人一倍自己顕示欲(まあナルシストですね)が強くて、デザインのセンスが全くないのに、自分の修正を反映させることにより『自分の手掛けたデザイン』という自己満足に浸りたいだけなんですね。

例えば、修正する内容が「ここの文字を1mm右に寄せて欲しい…」みたいなもの。1mmですよ!そりゃこっちもデザイナーだから1mm単位でこだわるようなバランスのデザインもよくありますよ。ただ、その社長さんがこだわる1mmが「ここ!?ここ1mmこだわるの!?ここじゃないでしょ!!!残念!!!!」っていう感じです。しかも毎回、毎回。(そして、たいてい僕が作った最初のバランスに戻す)

ようは暇なんですね、その社長さんは。

既存のメニューに新たなメニューを追加するときなんかも、まずは見た目のバランスから入っちゃいます。まだ完成してもいない『新メニューを既存のメニューに仮で追加して、そのバランスを見たい』という。その時点で何かがおかしいのだが、社長さんは、そのデザインのバランス見ながら「う〜ん…違うかな〜…」みたいなことをやってます(笑)

僕から言わせると「違うでしょ!順番が逆でしょ!まず新しく追加する新メニュー完成させようよ。デザインはそれからでいいから!」「あんた、ラーメン屋の社長でしょ!こだわるところ間違ってますから!まずは味でしょ!!あんたのこだわるところは味でしょ!!!デザインはこっちにまかせなさい!!!!はい、残念!!!!!」っていう感じです。

そして結局、新たなメニューも完成しないっていう…。

まとめ

でもグラフィックデザイナーは、こうやっていろんなお店を見たり、感じたりするチャンスがあるので、逆の発想で考えると今後はリアル店舗のコンサルタント的な仕事も不可能ではないかもしれないなんて考えてます。やってる人はやってるよね。きっと。

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