グラフィックデザイナー独立奮闘記

失敗も後悔も振り返れば全てが成長。そんなグラフィックデザイナーがフリーランスになるまでのアウトプットブログ。

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『人の目が気になってしかたがない』あなたにオススメの一冊

『人の目が気になってしかたがない』あなたにオススメの一冊

僕はグラフィックデザイナーでありながら、自己啓発系の本が大好きです。

という事で、僕が最近読んだ本の中でオススメの自己啓発本を紹介します。

「アドラーの教え」嫌われる勇気

アドラー嫌われる勇気
アドラーというのは心理学者の名前で、フロイトやユングと並び心理学界の三大巨頭と呼ばれているらしいです。フロイトやユングという名前は皆さんも聞いたことがあるかもしれません。

結論からいうと、この本とっても面白いです。

心理学と聞くと「なんだか難しそうだな〜」とか「心理学の本読むぐらいなら、デザインの勉強しなくちゃいけないんだよ!」と思うかもしれません。しかし、この本に関しては読みやすく、とても心理学の本とは思えない感じ。そして、内容を理解し上手く実践することが出来れば、確実にあなたの実生活にも良い影響を及ぼしてくれるのではないかと思います。

哲人と青年

ちょっとだけ本の内容を紹介すると、物語はアドラーの教えを伝える『哲人』と、本当は良好な人間関係を築きたいと願いながらも、その性格が災いして素直になれない堅物の『青年』が、「ああでもない、こうでもない」と最初から最後まで議論しています。

難しい心理学の専門用語はほとんど出てこないし、文字数もそんなに多くありません。あなたにも起こりうる日常のことをテーマに、この2人が議論しているので、比較的わかりやすい内容になっていると思います。

例えば、もっと明るい人間になりたいと願う『青年』が、『哲人』に向かって「わたしも、彼(青年の友達)のような人間になれると思いますか?」と問います。

『哲人』は言います。「あなたも生まれ変わることは可能です。あなたが変われないでいるのは、あなたが自らに対して変わらないという決断を下しているからです」「他者からどう思われるかは、あなたの課題ではありません。それは他者の課題です。」というような議論が、テンポよく流れていきます。

まあ、この本が総じて言いたいことを強引に要約すると『そんな小さいこと気にすんじゃないよ』っていうことです。友達があなたのことをどう思ってるだとか、自分の容姿だとか、過去に犯した失敗だとか、上司だとか、家族だとか『そんなもん自分の受け止め方ひとつで、何とでもなるんだよ!』みたいなお話しです。

考えてもしょうがない。出来る努力をして、あとはなるようになる

僕は割と、この本を読む前から『人からどう思われようと知ったこっちゃない』という生き方をしてきたので、この本読んで「あ〜そうだよな〜。やっぱ俺の考え方って正しかったんだな〜」と、ひたすら自己肯定された感じです(笑)

でも、僕のまわりにも、この本にでてくる『青年』のように「自分が周りの人からどう見られているのか気になる」「一歩踏み出したいけど勇気がでない」みたいな人はたくさんいます。みなさんは心当たりありませんか?

先入観を捨てて『こういう考え方もあるんだな』ぐらいの、軽い気持ちで読んでみる事をオススメします。もしかしたら、あなたの人生が変わるかもしれませんよ。

アドラー嫌われる勇気

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

まとめ

僕も最近よく想うのですが、『大切なのは過去でも未来でもなく現在(いま)』。過去を変えることは出来ません。でも、現在(いま)出来る事を精一杯やりつづければ、未来も変わると思います。そう思って日々独立に向けて頑張っています。現在(いま)を一生懸命に生きて、あとはなるようにまかせてみましょう!

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