グラフィックデザイナー独立奮闘記

失敗も後悔も振り返れば全てが成長。そんなグラフィックデザイナーがフリーランスになるまでのアウトプットブログ。

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看板製作の打ち合せで現場へ行ったときにやっておく2つの大事なこと

看板製作の打ち合せで現場へ行ったときにやっておく2つの大事なこと

みなさんも看板製作の依頼を受けた際に、『まずはクライアントと一緒に現場に行き、そこで打ち合わせ』なんてことがあるかと思います。そんな時に『これだけは忘れずにやっておこう』ということを、備忘録も含めてシェアします。

おそらく、みなさん同じような方法でやっているかと思いますが、まだやったことがないという方は覚えておいて損はないと思います。

持っていくもの

まず、打ち合わせに持って行くものとしては、カメラとメジャーと筆記用具。これだけあれば、打ち合わせ可能です。

仮に『カメラを忘れた!』という場合でも、スマホのカメラ機能を使えば充分。

僕はよくメジャーを忘れる(今日も忘れた)ので、いざという時のために1mが計れるミニメジャーを、常にカバンに入れて持ち歩いています。(1m測れれば何とかなるもんです)メジャーに関しては『看板屋さんも一緒』の場合は、もちろん必要ありません。

筆記用具は、サイズやデザインの方向性をメモするのに必須。

それでは上記の物を使って、現場で打ち合わせをしながら『やっておくと便利なこと』の紹介です。

写真を撮っておく

写真を撮っておく理由は二つ。一つは『のちのちイラレ上で看板のデザインをおこして、完成イメージをつかむ』ために写真とデザインをイラレ上で合成するのに使うのと、二つめは看板の設置箇所やサイズが変わるなどしたときに、イラレ上に配置した写真から新たなサイズを概算で割り出すという目的で使います。

撮影するカットとしては、まず一番大事な正面。そして以前の記事(意外とやっていないデザイナーが多い、看板のデザインで大切なこと)でもお話しましたが、通り過ぎる人の目線も意識して斜めからの写真も撮影しておきましょう。

なるべく正面になるように意識して撮影する

なるべく正面になるように意識して撮影する

斜めもとる

斜めもとる

同じく逆からの斜めも

同じく逆からの斜めも

これで、あとあと看板デザインができたときに、この写真と合成することにより、より完成イメージがわきやすくなります。

こんな感じ↓

signboard-thing-important-locally05

この案件は、なぜだか建物の外観の色のイメージまで依頼されたので、大変なことになってますが(笑)、現地の写真を撮影しておくことで、クライアントにもより完成形をイメージさせやすくすることが可能となります。

どこか一カ所のサイズを測っておく

そして、サイズを測っておく。すでに看板の設置箇所が決まっている場合は、もちろんそこのサイズを正確に測ります。ただ、打ち合わせの段階では設置箇所がハッキリと決まっていない場合もあるでしょう。

設置が考えられる箇所すべての寸法を測ることができればいいんだけど、それだと時間がかかります。そんなときは、どこか一カ所のサイズを測っておくだけでも充分。

測ってきたサイズを、下記の図のように正面画像を1/10の縮尺でイラレ上に配置します。

signboard-thing-important-locally04

そうすると、AのスペースもBのスペースも、イラレ上の『情報』から概算のサイズを割り出すことが可能になります。(イラレ上のサイズは1/10ということを忘れずに…)

仮に、『当初の予定ではAやBのスペースに看板設置の予定がなかったのに、急遽設置することなった』としても、再度現場へ行ってサイズを測りに行かなくても、イラレ上で概算のサイズが分かっているので、概算の見積りを提出することが可能になります。

注意点としては以下の3つ。

  • 撮影時になるべく正面になるように撮影する。斜めになっているとイラレ上で寸法を合わせるのが大変です。
  • この方法は、同じ前後関係にある場所でのみ有効。Cのスペースのように『測ったサイズより奥にある、手前にある』といった、前後関係が異なる場所の場合は奥行きの関係で、イラレ上のサイズと実際のサイズが変わってきます。
  • イラレ上で割り出したサイズはあくまでも概算。設置場所が確定してデザインが最終段階に近くなってきた時点で、看板屋さんに最終の寸法を測ってもらい、再度データを微調整して下版しましょう。

以上が、僕がいままでに何度も看板の打ち合せやデザインを通して学んだ、大事なことです。

まとめ

ほかにも、現場の人通りだったり、まわりの建物など、確認することはたくさんありますが、最低限これだけはやっておけばなんとかなるよ!

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