グラフィックデザイナー独立奮闘記

失敗も後悔も振り返れば全てが成長。そんなグラフィックデザイナーがフリーランスになるまでのアウトプットブログ。

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グラフィックデザイナーよ、外に出よう!

グラフィックデザイナーよ、外に出よう!

グラフィックデザイナーとしてワンランクアップするには、どんどん外に出てクライアントとの打ち合せや看板の施工現場など、いろんな経験をすることが重要になってきます。

外に出ると、あなたはグラフィックデザイナーではなくなるかもしれません

外に出てクライアントなどと打ち合せをしていると「新しいお店の壁の色は何色がいいだろう?」だとか「このカレー、650円だと高いかな?」みたいなことをよく聞かれます。

内心では「おれ、グラフィックデザイナーなんだけどな…」と思いながらも、やっぱり自分の意見を聞かれるということ自体は嬉しいので、一応自分なりの考えを伝えます。時にはその意見が通って、お店の壁の色やメニューの値段が変わることもあります(笑)

おそらく一般のクライアントからみれば、グラフィックデザイナーもインテリアデザイナーも建築デザイナーも、それほど違いがわからないのでしょう。

ただ、最初の打ち合せからそんな話しになることは少なく、やはりそのクライアントと何度も打ち合せをして、打ち解けてきたあたりから色々と意見を聞かれることが多いです。

感覚としては一人の人として信用されて、初めてあなたのデザイナーとしての意見が通る感じなので、まずはそのクライアントときちんと接して関係値を築いていきましょう。

デスクワークとは違う経験が自分をさらに成長させる

人それぞれかもしれませんが、僕に関しては外での打ち合せや看板の施工現場の管理なんかが、すごく勉強になるし楽しいと感じることが多いです。

僕の現在の会社だと、クライアントが個人事業主のような場合が多いので、打ち合せ=社長さんだったりします。

普段、会社でデスクワークばかりしていると、外の社長さんと話す機会は少ないので、とても貴重な経験です。逆に「よくこれでお店開こうと思ったな」みたいな痛い社長さんもたくさんいます。

そういうお店は案の定あまり長続きしません。その辺のさじ加減が感覚としてわかってくるので、将来独立しようと思っている方には、とても役に立つ経験になると思います。
※2016年6月27日追記 お店が続かない経営者の特徴の記事を書きました。お金を払わないお客さんに見られる特徴

また、新規オープンするお店の看板などは、デザイン作業に入るまえに現場で業者やクライアントと打ち合せをしてから、デザイン制作に入ります。

パソコンの画面とひたすら『にらめっこ』をして作るデザインと、『現場での人通り』や『実際に人が見るであろう距離』、『看板屋さんというプロのアドバイスを受けたあとに作るデザイン』では、仕上がりも、その看板から得られる効果も随分と違うものになってきます。以前の記事でも書きましたが、そのデザインを最良のものにするためには、現場を見て色んな選択肢をふまえた上でデザインをすることが重要です。可能であれば実際の現場を見たうえで、デザイン制作に入るようにしたほうが良いでしょう。
※2016年6月27日追記 僕が実際に看板のデザインを依頼された時に行う方法です。意外とやっていないデザイナーが多い、看板のデザインで大切なこと

外に出ると見えてくるものがある

僕の場合は外で色々な経験をしていくなかで、『グラフィックデザイナー』というくくり自体に、あまりこだわりがなくなりました。

ポスターやチラシを作るのはもちろんグラフィックデザイナーの仕事だけど、『実際に現場に行って店舗の内装・外装、お店の人と一緒にメニューを考える事も全てデザイン』につながるものだと思っているので、今ではグラフィックデザイナー=平面のような感覚はなくなりました。

デザインの究極の目標は物を売るということ。そのためにどうやってわかりやすく、見やすくするかということがデザインであって、そこにグラフィックだとかWebだとか、インテリアだとかの便宜上のくくりは入らないし、そんなものをとっぱらって、グラフィックにこだわらず色々な仕事をしていく『デザイナー』というくくりの方が楽しいと思います。

なので、自分が独立した時にはグラフィック以外の、パッケージやお店のコンサルタントのような仕事を増やしていければと思っています。

ものを売るための最良の選択肢に仕上げる=デザイン


ぼくの好きなデザイナーで『梅原真』さんという人がいます。

四国に住んでいながら、日本全国からデザインの依頼がくるのですが『自分が納得したクライアントの仕事しか受けない』『自分がいいと思った商品しかデザインしない』という、職人気質丸出しの人です。

ただ、自分のしっかりとした物差し(自分の価値観)を持っていて、自分がいいと思ったデザインをグラフィックであろうが、パッケージであろうが、徹底的にこだわりぬきます。そしてその商品はたいていヒットします。

梅原さんがクライアントやその商品に対して行う事は、『その商品の本当の魅力を伝える』『そのために何をするのが一番いいのか』ということ。それがたまたまグラフィックなのか、パッケージなのか、Webなのかというだけ。その目標を達成するための一つの選択肢でしかない。

僕は、それが本来のデザインだと思うし、それが正しい姿なんだと思っているので、いつかは梅原さんみたいな仕事をしてみたいと思う、今日この頃でした。

まとめ

みなさんも、どんどん外にでてクライアント・業者・カメラマン・記者・他社の営業マンなど、たくさんの人と仕事をして、たくさんの経験をしてください。

そこでは、たくさんの苦しいことや悔しい思いをするでしょう。ただ、デスクワークデザインだけでは決して得られない貴重な経験が、あなたをワンランクアップしたグラフィックデザイナーにしてくれます。

現在デスクワークのみで、なかなか外に出られないという方は、その事を意識して自分から積極的に行動し、外でいろいろな経験を積めるよう頑張ってみましょう。

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